故 キム・グァンソクの歌うこの歌。
映画「JSA」でも使われていた名曲。
ここでは軍隊を慰問して若い兵士を前に歌っています。
歌う前に語った想いを聴いてこの曲についての印象がさらに深くなりました。
以下はその概要。
「この曲は必ず自分が歌わなければならないと考えたんですが・・何故なら僕は生涯二等兵なんです。６ヶ月だけ入隊しました（笑）
皆は無事に除隊するのに何故自分だけそうなんだろう・・・なんてことは考えませんでした。
なぜなら兄が軍隊で亡くなり、それで僕が恩恵を受けたわけです。
この歌を歌うときに思い出されるのが、兄が入隊時に着ていた服が訓練所から送られてきた時。
それを見ながら泣いている母のことです。
皆さんが健康で一生懸命、軍生活を送ることが親御さんにもこの国にもそして自分自身にも大きな助けになるんじゃないか・・そう思います。
兄の話をしたら、ちょっと・・
少し息を整えてから歌いますね。
そうして切々と歌い上げるキム・グァンソク。
ただ解せないのは彼自身が後に自ら命を断ってしまったことです・・
肉親の悲しむ姿を見て胸を痛めていたはずの彼が何故？
これだけ心を打つ歌を歌うことができるのに。もっと彼の声が聴きたかった。。
キム・グァンソク「二等兵の手紙」김광석-이등병의 편지
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